お酒を飲むときに気をつけること適量飲酒
常に「適量飲酒」を心がけることが大切です。
適度な飲酒は、血液の循環を良くし、体の疲れをいやしてくれます。それでは一体、適量とはどれくらいの量なのでしょうか。
アルコール健康医学協会では、適量の目安を日本酒180~360mlとしています。焼酎にあてはめると100~200mlになります。ただし、これはお酒に強い男性の場合であり、個人差があることは言うまでもありません。
体重60㎏の人が1時間に処理できるアルコールの量は7gと言われています。
(「アルコールの代謝」参照)
3時間で処理できる量を1単位と考えると、適量とは1~2単位と言い換えることもできます。参考までに、下表にそれぞれのお酒の1単位の量をまとめました。
また、お酒を飲むときの体調によっても適量は変わります。そして、アルコール度数の高いお酒は、ストレートより水割りや炭酸割りなど薄めて飲むのがおすすめです。
酒類別の「1単位(アルコール約21g)」の目安量
酒類 | アルコール度数 | 容量 |
---|---|---|
日本酒 | 15% | 180ml |
焼酎 | 25% | 100ml |
ビール | 5% | 500ml |
ウイスキー | 40% | 60ml |
ワイン | 12% | 200ml |