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宝酒造の取り組み

適正飲酒の啓発活動

宝酒造は酒類を製造・販売する企業として、適正飲酒の啓発は重要な責務と考え、長年にわたり、その活動に取り組んでいます。
1984年に未成年者飲酒の危険性を訴える「はたちまでストップ」運動を実施して以来、過剰な飲酒や未成年者飲酒、妊産婦飲酒、飲酒運転の防止に関する情報発信に努め、さらに不適正な飲酒を誘発するような広告表現や表示、販売を行わないように徹底しています。

はたちまでストップ

パンフレットによる啓発

宝酒造は、1986年にお酒の正しい知識や飲み方をわかりやすくまとめたパンフレット「Say No 読本」を発行しました。さらに2009 年には、これをリニューアルした「お酒おつきあい読本」を発行し、様々なイベントやセミナーなどで提供しているほか、同内容を宝酒造ウェブサイトでも公開し、適正飲酒を幅広く呼びかけています。

お酒おつきあい読本

商品表示の配慮

商品による適正飲酒の推進としては、1995年から酒類全商品のパッケージに「未成年者飲酒、ならびに飲酒運転は法律で禁じられている」旨の表示を行い、現在は「お酒は20歳を過ぎてから」「飲酒運転は法律で禁じられています」と表示しています。
2004年からは、妊娠中や授乳期の飲酒防止のために商品パッケージや新聞・雑誌広告に妊産婦飲酒に関する注意事項を表記しています。また、清涼飲料との誤飲防止として、ソフトアルコール飲料に「お酒」マークを業界で初めて表示、現在も、缶入り商品および300ml以下の酒類商品で、アルコール分10度未満のすべての商品に「お酒」マークを明示しています。

注意表示の例

広告での配慮

酒類のテレビCMについては、①20歳未満の者の飲酒を誘発するような表現はしない。②過度の飲酒を勧めるような表現や社会的良識に反する飲酒の表現はしない。③20歳未満の者の飲酒、飲酒運転、妊娠中や授乳期の飲酒およびアルコールの過剰摂取等の防止に関する注意表示を明示する。④放送時間帯を制限する(昼間[18時まで]は放送しない)。⑤20歳未満の視聴者が多い番組での放送は自粛する。といった業界基準を遵守しています。また、新聞・雑誌などテレビCM以外の宣伝広告についても同様に、20歳未満の者の飲酒を禁止する旨などのメッセージを読者の目に付きやすい位置にはっきり表示しています。

ユニバーサルデザインへの
取り組み

1995年に国内で初めて、タカラcanチューハイシリーズの缶ぶたに点字で「おさけ」の表示を入れました。2002年には、国内で初めて酒類紙パック製品のキャップにも同様の表示を入れました。

缶ぶたやキャップに点字を表示
缶ぶたやキャップに点字を表示

宝酒造は、今後も上記のような取り組みを継続するとともに、常にお客様のご意見に耳を傾け、皆様の健康的で豊かな生活の一助となるような商品・サービスの提供に努めてまいります。