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お酒を語るお酒と神様

お酒は神様とのコミュニケーション手段。
お酒にまつわる神社もたくさんあります。

昔から、日本人はお祭りなどの神事において、神様にお酒を供えてきました。これを「お神酒(みき)」と言います。

これは神様との共飲共食、つまり人間側から見れば神様とのコミュニケーションだったのです。神様と同じものを飲み、食べることによって神の霊力が分与され、神様の教えを聞くことが出来るという信仰心に基づいたものなのです。

そんなお酒にまつわる神社や縁起の神様も、全国に数多くあります。京都の松尾大社は室町時代末期以降、「日本酒第一酒造神」と仰がれていますし、京都府園部町の摩気(まけ)神社は酒造りにふさわしい水霊がいると言われています。
また酒造り指導の神様として有名なのは、香川県の城山神社の「神櫛王(かみくしのみこ)」や、愛知県の酒人(さかと)神社の「酒人王(さかとのみこ)」などです。

日本人は、神様とのコミュニケーション手段として「お神酒」という形でお酒を用いてきたのに加え、お酒を造るときにも神様に祈ってきました。
お酒と神様や神社との関係性や歴史を知ると、もっとお酒が楽しくなるかもしれませんね。