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おうちで田んぼ体験(バケツ稲)

稲を育てるポイント (11月)

おコメをおいしく食べるために

稲穂から籾を取る「脱穀」のあと、「籾すり」をして玄米にします。その玄米を「精米」したものが白米です。 白米の状態で、とうめいで形のそろっているおコメは、おいしいおコメです。 玄米はすずしい場所におけば長い間ほぞんすることができます。 精米した白米は、空気中のさんそにふれて風味が落ちやすいので、早めに食べましょう。

籾 玄米 白米
籾すり→精米

〈おコメをおいしくいただく目安は…〉
ほぞん期間の目安はだいたいこのくらいです。
・玄米のまま
れい暗所にほぞんすると、1年間はじゅうぶんおいしく食べることができます。食べる直前に精米しましょう。
・精米したもの
2ヶ月ぐらいの間に食べるとおいしいですよ。

来年用の種籾を取っておきましょう

来年は自分で収穫した籾を種籾として、バケツ稲を育ててみませんか。

・バケツ稲ひとつ分の種籾には、穂を1本残しておけばじゅうぶんです。
・通気性のよいぬのぶくろに入れて、すずしい場所でほかんしましょう。れいぞうこの中や雨に当たらない屋外のものおきなどがよいでしょう。

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脱穀をしましょう

籾のまま“種籾”としてほぞんするのもいいですし、「籾すり」をして“玄米”で食べるのもOK。「精米」で“白米”にして食べるのもお好みでどうぞ。
籾すりした後の玄米と家にある白米を並べ、その真ん中ぐらいの色が5分づきの目安です。玄米を数粒とっておき、自分の精米したおコメのつき具合をかんさつしてみましょう。

[1]籾すり
すりばちの中に少しずつ籾をいれ、ボールでゆっくり籾をすって、表面の籾ガラをむき取ります。取れた籾ガラは軽く息をふきかけるか、うちわであおいでふきとばしましょう。そうすると、玄米のできあがり!

〈用意するもの〉
すりばち・野球のなん式ボールかゴルフボール
〈作業のコツ〉
たくさんの籾を一度にするのがむずかしいので、すこしずつすりましょう。

※玄米に白や緑色のコメがまじっているかもしれません。何かのげんいんで上手く生長できなかったコメです。風味がよくないので取りのぞくほうがいいでしょう。

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[2]精米
ガラスビンの中に玄を入れ、ぼうで根気よくつきましょう。茶色い玄米がだんだん白くなっていきます。
ついていくうちに、ガラスビンの底にうす茶色の粉がたまっていきます。これがコメヌカです。
ビンの中にでてくるコメヌカを白米の色のへんかする様子を見ながら精米しましょう。
最初の玄米から、かなり白くなったと感じたら、精米のできあがり!
コメヌカはふるいなどで落としましょう。

〈用意するもの〉
中が見えるとうめいのガラスビン・ちょっけい2~3㎝のぼう
〈作業のコツ〉
・まんべんなくおコメどうしがこすりあうように、くり返しつきましょう。
・あまり強くついて、おコメがわれないよう注意してください。

※コメヌカはつけもののヌカどこや、タケノコをゆでる時のアクぬき、たい肥づくりにも使えます。

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白くなったら精米のできあがり!

ワラとコメヌカでたい肥もつくれます(コメヌカが手に入れば試してみませんか)

[1]バケツにワラとコメヌカを入れる
籾を取った後のワラを5センチぐらいに小さくハサミで切ってバケツに入れ、その上からコメヌカをかけ、キリフキで水をかけしめらせておきます。

〈用意するもの〉
ワラ・コメヌカ・バケツ・キリフキ・ハサミ
〈分量〉
ワラ=10:コメヌカ=2~3ていどを目安に
〈作業のコツ〉
水分は、しっとりと全体に水がしみている”水分50%”ぐらいにするのがコツです。手でにぎっても水がたれずに、パラパラとくずれるくらい。ビショビショになるのは水のやりすぎです。(かわかないよう、キリフキなどを使い、いつもしめらせておきましょう)。

※玄米に白や緑色のコメがまじっているかもしれません。何かのげんいんで上手く生長できなかったコメです。風味がよくないので取りのぞくほうがいいでしょう。

ワラ コメヌカ

[2]ときどきぼうでかきまぜる。
ワラがだんだん茶色になっていきます。
・5~7日に1回ぐらいかきまぜ、上下をひっくりかえしたりしてください。ワラはふかふかにせず、重石をのせて空気をぬき、あっしゅくするぐらいにしてください。
・気温によりちがいますが、これからの季節だと2ヶ月ぐらいたてば茶色になります。(「かんじゅくたい肥」)として使えるようになるには5ヶ月から6ヶ月かかります)。
・手でさわってみましょう。あたたかくなっていますか?あたたかくなっていたらワラきんやなっ豆きんなどが、しめり気を利用して活発にワラをぶんかいし、たい肥にしているからです(温度が低いところではぶんかいがうまく進みません。外の気温が15~20℃以上 になると活発にぶんかいが進みますよ)。

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[3]出来上がり
こげ茶色になり、手でさわってもあまりあたたかくなく、においがなくなればたい肥のできあがり!(このたい肥は、野菜の植木用の肥料として使えます)。

たいひ

ワラは、冬場に木の根元にしくと、保温にも役立つよ。

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