トップページ >  環境活動 >  宝酒造 田んぼの学校 > おうちで田んぼ体験(バケツ稲) >  稲を育てるポイント (10月)

おうちで田んぼ体験(バケツ稲)

稲を育てるポイント (10月)

収穫の準備をしましょう

稲刈りをおこなう時期の目安は
日数:稲の穂が出てから40日から45日頃
稲のようす:稲穂が全て黄金色になり、葉や穂を含めてバケツ稲の全体の8割ほどが黄金色になった頃です。

全体の7~8割ほどが黄金色になったら、水やりをやめてバケツの水を流します。これを落水といいます。この後は水やりはしません。落水から10日目頃に稲刈りをします。
収穫日の見極めは農家の方でも難しいものです。収穫が遅かったり早かったりすることで、収穫量やお米の粒の大きさに多少の影響はありますが、稲穂が全て黄金色になり、指で押してしっかりと固くなっていれば、ちゃんとお米ができていますので大丈夫です。バケツによって収穫日を変えてその差を観察してもるのもいいかもしれませんね。

image 稲刈り直前の稲のようす

image

稲刈りをしましょう

大きめのハサミを使って、根本から5㎝ぐらいのところで切ります。工作用のハサミなどでも大丈夫ですが、植木用やキッッチン用のハサミがお勧めです。

刈り取ったばかりの稲は、水分が多いので充分に乾燥させます。
根本をヒモでしばり、軒下など、雨の当たらない場所に穂先を下につるしします。
この状態で10日ほど乾燥させましょう。このとき、スズメに食べられないように注意してください。

image

ハサミを使う時はケガをしないように注意してね!!

脱穀をしましょう

収穫した稲穂から籾を取ることを脱穀と言います。
身近な物を使って脱穀してみましょう。

【方法1】
①稲の茎を持ち、広げた新聞紙の上に寝かせるようにする。
②伏せたお茶碗を穂の上にかぶせて押さえる。
③稲をゆっくり引いて、籾をこそげ落とす。

image

【方法2】
①空いた牛乳パックを洗いよく乾かす。
②パックの口に穂を入れ、口を閉じ、しっかりと押さえる。
③稲をゆっくりと引いて、パクの中に籾をこそげ落とす。

image

【方法3】
①稲の茎を持ち、広げた新聞紙の上で持つ。
②割り箸の間に穂をはさんでしっかり持つ。
③稲をゆっくり引いて、籾をこそげ落とす。

image

一度に脱穀する穂の数は1~2本くらいがちょうどいいよ。いろいろな方法で脱穀してみよう。

1粒の種が何倍になったかな?

1本の稲穂についていた籾の数を数えてみましょう(A)。そして、1株にできた稲穂の本数も数えましょう(B)。春に1ヶ所に植えた苗の数は何本でしたか(C)。
さて、春に蒔いた1粒のタネは何倍になったでしょうか。

種→苗→稲穂→籾いくつかの品種を育てた方は、その違いも調べてみましょう。

〈計算の方法〉
もし、1本の稲穂に30粒の籾ができていて(A)、田植えの時に3本(3粒)ずつ植えていて(C)それが、それぞれ6本に分けつして合計18本の稲穂ができていたら(B)計算は下のようになります。

(A)1本の稲穂についた籾の数×(B)1株にできた稲穂の本数÷(C)1ヶ所に植えた苗の数=1粒のタネが何倍になったか (A)30×(B)18÷(C)3=180

1粒のタネが180倍になったということですね。

田んぼで育てた稲は1本の稲穂に平均100粒ほどの籾ができます。1本の苗はだいたい10本くらいに分けつしますので、田んぼでは1粒のタネがなんと1000倍くらいになります。バケツ稲では1本の稲穂に30~40粒ほど実れば充分です。分けつも田んぼの稲ほど多くはありません。

みなさんが育てた稲はどうだったでしょうか。
炊いたごはんお茶碗1杯(150g)はだいたい3000~4000粒くらいだそうです。どのくらいのお米が収穫できたでしょうか。

春から半年かけて大事に育てた稲もいよいよ収穫の時期になりましたね。収穫の喜びをおおいに楽しみましょう。お米としておいしくいただくのもうれしいですが、種籾用に籾を少しとっておくと、また来年も稲を育てることができます。
次回は、この籾から殻を取って「お米」にする方法や、おいしいお米の見分け方、来年の種籾の保存方法などをお届けする予定です。

  • 収穫までの流れ
  • おうちで田んぼ体験(バケツ稲)TOP