酒造りのメインイベントである発酵は、仕込タンクに麹、蒸米、水と酒母を加えて仕込まれます。 酒によっては30日以上もかかる醸しの期間中、杜氏は毎日醪を観察し、醸しの進み具合に応じて醪の温度を少しずつ調節し、タンクのなかでの温度むらをなくするために、 1日何度か櫂入れを行ないます。 |
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仕込み用の発酵タンクは、全体を均一に温度管理するために、2種類の温度の冷却水を使い分けます。
櫂入れをするための撹拌機は、全体が均一に混ざり、且つ米がつぶれないという性能にこだわった結果、横回転と縦回転の特殊な形状の翼をもった2種類のタンクを採用しました。