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神田「ぼたん」さま

神田「ぼたん」さま

『然土』は、
濃厚な味わいの料理と
調和する。

明治30年ごろに創業し、歴史小説家・池波正太郎ほか多くの文化人が通ったという神田「ぼたん」。2023年夏のリニューアルに伴い、日本酒のラインナップを増やすにあたって、松竹梅白壁蔵『然土(ねんど)』を採用いただきました。

食が多様化した現代にふさわしい新ブランドとして誕生した松竹梅白壁蔵『然土』。味わいの濃い料理とも濃厚にとろけあうその魅力について、神田の老舗鳥すきやき店「ぼたん」にお話を聞きました。

旨味はあるのに後口はすっきり。濃厚な料理と相性抜群

昭和初期に建てられた店構えはそのまま、いまだにガスを使わず備長炭と鉄鍋で焼いた鳥すきやきを提供している神田「ぼたん」。創業以来、日本酒は一種類のみを扱っていたといいますが、日本酒好きのお客様が多く、かねがね「ラインナップを増やしてほしい」というリクエストを受けていたそうです。

神田「ぼたん」外観

「現代の日本酒は、お米を磨いてフルーティにしたものや、淡麗なもの、甘味の強いものなど多様化していますが、鳥すきやきに合うのは、お米の旨味がしっかり感じられる純米酒。『然土』は、第一印象が華やかながらも味わいはまさにそんなニュアンスで、すきやきにぴったりと合うんです」

そうお話しするのは、「ぼたん」5代目店主・城一泰貴(じょういち・たいき)さん。松竹梅白壁蔵『然土』は、その味わいとともにサステナブルな米作りのストーリーを魅力に感じ、取り扱いを決めてくださりました。

5代目店主・城一泰貴(じょういち・たいき)さん

醤油で引き立つ鶏の旨味ととろけあう

「ぼたん」の鳥すきやきの具材は、鶏肉、焼き豆腐、しらたき、ねぎのみ。千葉県で育てられたブランド鶏「錦爽(きんそう)どり」を、ムネやモモ肉のほか、砂肝やレバー、皮に至るまでひとつの鍋で炊き上げます。これらの部位には雛鶏を使いますが、つくねには親鶏を使い分けるというこだわりがあるのだそう。

「すきやきは、煮込み時間が長いので、親鶏よりもやわらかい雛鶏が向いています。しかし、つくねは鶏肉と卵だけでシンプルに作っているので、雛鶏だと味が弱い。なのでこれだけ、味わいの濃い親鶏を叩いて使っています」

「ぼたん」の鳥すきやき

割下は、醤油と砂糖、鰹出汁とみりんで調味。クラシックな味付けで、鶏肉の旨味をそのまま楽しむことができます。名物は、〆の親子丼。最後に残ったつゆと鶏を卵でとじて、ごはんに載せる。それほどに味のしっかりしたメニューだからこそ、炊き立てのごはんのような旨味のある松竹梅白壁蔵『然土』が馴染むのかもしれません。

淡麗だとお酒の味が負けてしまうけれど、甘口だと調和しない。そんな鳥すきやきについて、城一さんは「しっかりした日本酒らしい味わいが感じられる『然土』こそが合う」と分析します。

「『然土』は味の濃い料理と合わせても存在感があるので、鳥すきやきに合うんじゃないでしょうか。一方で、単体で完成されているので、そのまま飲んでも楽しんでいただけます」

明治時代から愛される名物に通じる普遍的な味わい

然土と「ぼたん」の鳥すきやき

100年前に建てられた老舗ならではの雰囲気も相まって、ほとんどのお客様が日本酒を頼むという神田「ぼたん」。通のお客様に松竹梅白壁蔵『然土』を勧めると、その珍しさに驚かれるといいます。

「私や仲居が背景にあるストーリーとともにおすすめすると、百発百中ご興味を持って注文していただけ、おかわりしていただけるお客様もいるほどです」

濃厚な料理と合わせられる飲みごたえがありながら、すいすいと飲みやすい。「おかわりするのは、本当に美味しいということですよね」と城一さんも顔を綻ばせます。

最長では4世代にわたって通っているという家族もいるほどに、東京の食通から長く愛される神田「ぼたん」。その味わいと調和する松竹梅白壁蔵『然土』にも、過去から未来へ通じる普遍的な魅力があふれています。

取材協力:神田「ぼたん」 ※2024年2月時点の情報です

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