ユニバーサルデザインの採用
宝酒造では、1995年に誤認飲酒防止のために国内で初めてタカラcanチューハイシリーズの缶ぶたに点字で「おさけ」の表示を入れ、2002年には、やはり国内で初めて酒類紙パック商品のキャップに同様の表示を入れました。また、2003年にリニューアルした「タカラ有機本みりん」のラベル表記も読みやすく改良したほか、問い合わせ先の電話番号や賞味期限を見やすい位置に変更するなどさまざまな工夫を凝らしています。
今後も、ユニバーサルデザインの考え方を広く取り入れ、すべてのお客様に安心して商品をお選びいただけるよう、工夫を続けていきます。
- ユニバーサルデザインとは
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ユニバーサルデザインとは、ユニバーサル=普遍的な、全体の、という言葉が示しているように、「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や障害の有無などにかかわらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすることをいいます。
この言葉や考え方は、1980年代にノースカロライナ州立大学(米)のロナルド・メイス氏によって明確にされ、7つの原則が提唱されています。ユニバーサルデザインの7つの原則
- 1誰にでも使用でき入手可能(公平性)
- 2柔軟に使用できる(自由度)
- 3使い方が容易にわかる(単純性)
- 4使い手に必要な情報が容易にわかる(わかりやすさ)
- 5間違えても重大な結果にならない(安全性)
- 6少ない労力で効率的に、楽に使える(省体力)
- 7アプローチし、使用するのに適切な広さがある(スペースの確保)