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シングルバレルバーボン「ブラントン」とは~世界初のシングルバレルバーボン「ブラントン」誕生秘話~

世界初のシングルバレルバーボンの誕生

シングルバレルバーボン「ブラントン」は、1984年に誕生しました。
当時、衰退の一途をたどっていたバーボン業界を救うべく、エンシェントエイジ蒸留所(現在のバッファロートレース蒸留所)のオーナーたちは、マスターディスティラーであるエルマー・T・リーに白羽の矢を立て、「スーパープレミアム」と呼ぶにふさわしい新たなバーボンの創造を託しました。 エルマー・T・リーは、1952まで社長アルバート・ベーコン・ブラントンが要人や大切な客人をもてなすためにH倉庫から「ハニーバレル」と呼ばれる特別な樽のバーボンを選び、壜詰めさせていた事を思い出しました。
エルマー・T・リーは、アルバート・ベーコン・ブラントンに敬意を込め、この新しいバーボンに「ブラントン・シングルバレル」と名付け、世界に初めて紹介しました。

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バーボンの礎を築いた男
― アルバート・ベーコン・ブラントン
Colonel Albert B. Blanton (1881-1959)

アルバート・ベーコン・ブラントンは、16歳で蒸留所の事務員として蒸留所に入社し、その後、各部門での実務経験を重ねながら専門性を高めていきました。
そして、1921年に蒸留所の社長へと就任、卓越したリーダーシップと幅広い現場知識は、禁酒法時代や大恐慌、1937年の洪水、さらには第二次世界大戦といった数々の困難を乗り越える上で大きな力となり、蒸留所の継続的な操業と事業基盤の維持に貢献しました。
常に高品質なバーボンづくりを追求し続けたアルバート・ベーコン・ブラントンの姿勢は、ケンタッキーのバーボンづくりの伝統を現代へと受け継かれています。

※Colonel(カーネル)ケンタッキー州の名誉州民の称号

アルバート・ベーコン・ブラントン

伝説のマスターディスティラー
― エルマー・T・リー
Elmer T. Lee (1919-2013)

エルマー・T・リーは第二次世界大戦でレーダー爆撃手として従軍後、故郷ケンタッキーで工学を学び、1940年代後半に蒸留所へ入社しました。当初はアルバート・ベーコン・ブラントンに一度不採用とされましたが、後に採用されて働き始めました。
バーボンづくりの才能を発揮したリーは、保守技師から工場長、さらにマスターディスティラーへと昇進し、1985年の引退まで蒸留所の近代化と発展に貢献しました。
1984年の冬、引退間近だったマスターディスティラーのエルマー・T・リーは、アルバート・ベーコン・ブラントンに敬意を表し、世界初の現代的なシングルバレルバーボンを発表しました。
引退後は名誉マスターディスティラー兼アンバサダーとして蒸留所に関わり続け、2001年にケンタッキーバーボン殿堂入り、2013年に逝去し、バーボン業界に大きな功績を遺しました。

エルマー・T・リー

現在、蒸留所にはアルバート・ベーコン・ブラントンの像が立っており、台座にはこう刻まれています。

アルバート・ベーコン・ブラントンの像

Loved And Respected
Master Distiller And
True Kentucky Gentleman.
He Dedicated 55 Years Of His
Life To The Service Of
His Community And His Company.
That His Inspired Leadership
May Live In The Minds Of Those
With Whom He Lived And Of
Those Who Follow. This Memorial
Is Erected With Gratitude And Honor.

愛され尊敬された
マスターディスティラーであり、真のケンタッキーの紳士。
彼は55年間の人生を地域社会と会社のために捧げました。
彼の輝かしいリーダーシップが、共に生きた人々、
そして後世の人々の心に生き続けることを願います。
この記念碑は感謝と敬意を込めて建立されました。