ニュースリリース2016年11月10日
- 〜 世界での日本食材卸ネットワークを拡大・強化 〜
- 米国有数の日本食材卸会社「ミューチャルトレーディング社」との
パートナーシップ強化に関するお知らせ
【ミューチャルトレーディング社概要】 | ||
名称 | Mutual Trading Co., Inc. | |
本社所在地 | 米国カリフォルニア州ロサンゼルス市 | |
代表者 | 代表取締役会長 金井 紀年 | |
事業内容 | 酒類、食品、調味料等の輸入・卸売業 | |
資本金 | 2,431千USドル | |
連結売上高 | 231,914千USドル(2015年12月期) | |
連結営業利益 | 9,795千USドル(2015年12月期) | |
設立年月日 | 1926年4月19日 | |
株主 | 宝酒造株式会社(45.4%) 金井家(14.9%) 星崎家(10.1%) 稲葉家(5.0%)他 | |
役員及び従業員数 | 518名 ※2016年9月末現在(連結ベース) |
【宝酒造概要】 | |
名称 | 宝酒造株式会社 |
所在地 | 京都市伏見区竹中町609番地 |
代表者 | 代表取締役社長 柿本 敏男 |
事業内容 | 酒類、調味料、原料用アルコールの製造・販売 |
資本金 | 1,000百万円 |
設立年月日 | 2002年4月1日 |
株主 | 宝ホールディングス株式会社(100%) |
消費者の方からのお問い合わせ先/お客様相談室 075-241-5111(平日9:00~17:00)
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ミューチャルトレーディング社は、1926年(大正15年)に米国カリフォルニア州ロサンゼルス市に設立され、今年創立90周年を迎える、米国でも有数の歴史を持つ日本食材卸会社です。同社の歴史は、現地に移民した日本人たちが、コメや味噌、醤油といった祖国の味を懐かしく思い、日本の食材を共同で輸入したことに始まります。以来、日本食文化の広がりや輸送技術の発達とともに少しずつ業容を拡大させながら、米国における日本食材卸事業のパイオニアとして市場を切り拓いてきました。現在では日本の食材、調味料、酒類などのほか、レストランの調理器具や食器、グラスに至るまで、5,000種を超える幅広いアイテムを取り扱い、北米のみならずハワイや南米(ペルー)でも事業を展開しています。
宝酒造グループは、長期経営ビジョンならびに中期経営計画において海外事業を成長事業と位置付け、海外酒類事業※1と海外日本食材卸事業※2を2本柱として積極的な事業展開を行っています。
欧州の日本食材卸事業においては、2010年にフランスのフーデックス社、2013年にイギリスのタザキフーズ社、2014年にスペインのコミンポート社、そして本年7月にはポルトガルのケタフーズ社をグループに迎え入れ事業を展開しています。一方、米国の日本食材卸事業においては、当社の酒類・調味料の最大の販売先(ディストリビューター)として、長年の協力関係にあるミューチャルトレーディング社との関係を強化してまいりましたが、今回、ミューチャルトレーディング社の第三者割当増資を引き受け一層のパートナーシップ強化を図ることで、米国での事業展開を加速し、欧州で展開する日本食材卸グループ各社とともに、世界における日本食材卸ネットワークのさらなる拡大を図り、またグループ会社間のシナジー効果の創出も目指してまいります。
近年の健康志向の高まりなどによる世界での日本食市場の広がりを背景に、日本食は日本国内のみならず世界から注目を集めています。当社グループは、今後も欧米を中心とした世界での日本食材卸ネットワークの構築と海外酒類事業の拡大を積極的に進め、日本食文化を世界に広めることで、さらなる事業拡大と企業価値の向上を図ってまいります。
※1海外酒類事業:日本からの当社製品の輸出および海外現地法人における酒類の製造販売事業
※2海外日本食材卸事業:海外の日本食材卸会社による日本食レストランや小売店等への日本食材の卸売事業