ニュースリリース2011年12月22日

　宝酒造株式会社が開催している環境イベント「TaKaRa田んぼの学校」が第９回企業フィランソロピー大賞において「特別賞・“田から”の子ども育成賞」を受賞することになり、本日１２月２２日に発表されました。

　企業フィランソロピー大賞は、公益社団法人日本フィランソロピー協会が「企業の本業を活かした社会貢献活動を顕彰する」ものとして２００３年に創設した賞で、選考委員による書類選考およびヒアリング選考（現地訪問）を経て決定されます。

　「TaKaRa田んぼの学校」は、当社が穀物、水、微生物などの自然の恵みを受けて事業活動を行っていることに鑑み、次世代を担う子供たちに自然環境や生物多様性を守ることの大切さを伝えることを目的として２００４年より毎年開催しています。田植え、草取り、稲刈りなどの農作業を体験するとともに、田んぼやその周辺の自然観察を行い、さらには収穫したお米が餅や本みりんになっていくことを学習していくことで、自然の恵みと命のつながりを学んでいきます。２００４年から２０１０年までは千葉県で、２０１１年からは京都府で開催しています。

　今回の受賞理由は「酒造会社がその最も重要な原料であるお米に着目し、お米が産出される田んぼに社会貢献の場を発見したことに共感を寄せるとともに高く評価できる」(同協会ホームページより)とのことです。

　当社では、今回の受賞を励みに、今後も「TaKaRa田んぼの学校」を一層充実させていきたいと考えております。（なお受賞対象会社は宝ホールディングス株式会社です）