ニュースリリース2010年5月6日
- 〜欧州地域での清酒・みりん等の売上拡大を加速〜
- フランス最大規模の日本食材輸入卸会社FOODEX SASの株式を取得
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フーデックス社は、フランスで最大規模の日本食材輸入卸会社で、米、清酒、調味料などをホテル、レストラン、カフェなどに販売しています。近年、フランスの日本食市場の拡大とスイス、イタリアなどの周辺国への進出で成長を続けています。当社は、フーデックス社を通じて、松竹梅「白壁蔵」<生酛純米>をはじめとする清酒のほか、全量芋焼酎「一刻者」などの焼酎、タカラみりんなどの調味料を販売しています。
このたびの株式取得は、欧州での酒類・調味料事業の拡大のために流通網の獲得を図りたい当社と、さらなる成長のための事業パートナーを探していたフーデックス社との考えが一致したことによるものです。
宝酒造グループでは、2008年より「第7次中期経営計画」をスタートさせ、国内酒類事業における収益力を維持向上させるとともに、加工業務用調味料事業や海外事業など、国内外の伸びる市場に積極的にチャレンジすることを方針として掲げています。成長事業の一つと位置付けた海外事業では、清酒と調味料の2つのカテゴリーを柱に、米国、欧州、アジア地域における売上拡大に向けて事業を推進しています。
欧州では、2007年にパリ駐在員事務所を開設し、フランスを拠点に欧州諸国への営業強化を行っています。
今回の買収によって、宝酒造、フーデックス両社のパートナーシップをさらに強化し、両社の欧州地域での事業拡大を加速させ、日本食材や清酒の販売を通じて、日本食文化をさらに広めてまいりたいと考えています。