ニュースリリース2009年9月29日
- 〜2008年度の緑字決算結果は +6ECO(エコ)〜
- CSR報告書「緑字企業報告書2009」を発行
- 京都エコポイントモデル事業にも参画

緑字企業報告書2009
【2008年度 緑字決算】
当社では「緑字企業報告書」の中で環境活動の成果について独自の「ECO」という指標を使った環境会計である「緑字決算」※3を公表してきました。
2008年度の成果は10項目中7項目で目標達成ができた結果、+6ECOとなりました。生産部門のCO₂排出量の削減や営業車の低排出ガス車への転換が順調に進んだこと、森林認証された用紙の使用が進んだことが目標達成の主要因です。
■2008年度 緑字決算
<ECOの算出方法>
1.2008年度の緑字決算(ECO)は、2008年度の目標値と2008年度実績から計算した目標達成率に重み付け係数をかけた個別ECOから算出されています。
2.緑字決算の対象となる10項目は、それぞれ単位が異なるため1年間の成果を単純に足し算することができません。そこで、各項目について“企業が取り組むべき重要度”という観点で、インターネット上で市民の約15,000名を対象にアンケートを実施し、緑字項目それぞれの重要度に関して5段階評価をしていただき、その結果を係数化した「重み付け」係数としました。
3.今年度から緑字決算ECOの算出方法を見直し、これまでの基準年(2004年)からの改善率を
もとに計算する方法から、その年の目標値に対しての達成率をもとに計算する方法に変更しました。
なお、冊子に収載できなかった専門的な情報は当社ホームページ上のインターネット版「緑字企業報告書」(http://www.takarashuzo.co.jp/green/)で「詳細情報」として公開します。
※1 企業理念
自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します
※2 行動規準
消費者のいきいきは、私のいきいき −すべての行動は消費者の視点からスタートします−
※3 「緑字決算」
経済活動の成果を一般に「黒字」「赤字」と表現することから、当社では環境活動の成果を「緑字」と名付け、1998年より公表しています。
緑字決算は、宝酒造のさまざまな環境負荷や環境配慮、環境活動の中から重要な項目を選定し、各々の目標に対する達成率を“ECO(エコ)”という一つの指標で表したものです。達成された場合はプラス、未達成はマイナスで表します。
※4 4R
リフューズ(Refuse:発生回避)、リデュース(Reduce:減量化)
リユース(Reuse:再使用)、リサイクル(Recycle:再資源化)
※5 京都エコポイントモデル事業
2008年より行政、企業、NPOが連携して運営する京都CO₂削減バンク(京都環境行動
推進協議会)が主体となって実施している取り組み。
京都府下の参加家庭が削減したCO₂の量(カーボンクレジット)を京都CO₂削減バンクを通じて企業が購入し、企業が排出するCO₂を相殺するというもので、家庭でのエネルギー消費・CO₂排出量の大きな削減をめざす日本初の仕組みです。
※6 カラーユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や身体的事由に関わらず、できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインで、1980年代にノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏により提唱されました。さらに色弱者の方にも配慮したものがカラーユニバーサルデザインです。当社の「緑字企業報告書」は2006年よりCUDO(NPO法人 ユニバーサルデザイン機構)の審査によってユニバーサルデザインとして認定されています。
※7 FSCミックス品
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうかを、信頼できるシステムで評価し、それが行なわれている森林を認証する国際機関です。「緑字企業報告書2009」では「FSC認証林および管理された森林からの製品グループ」のFSCミックス品の紙を使用しています。
当社では「緑字企業報告書」の中で環境活動の成果について独自の「ECO」という指標を使った環境会計である「緑字決算」※3を公表してきました。
2008年度の成果は10項目中7項目で目標達成ができた結果、+6ECOとなりました。生産部門のCO₂排出量の削減や営業車の低排出ガス車への転換が順調に進んだこと、森林認証された用紙の使用が進んだことが目標達成の主要因です。
■2008年度 緑字決算
生産部門CO2削減量 | 生産部門用水削減 | 工場廃棄物排出量 | 物流部門CO2排出量 | |||||
A)達成率(%) | 2.9 | -2.1 | -11.6 | 0.5 | ||||
C)重み付け係数 | 1.16 | 1.09 | 1.29 | 1.11 | ||||
C)個別ECO(A×B) | 3.4 | -2.3 | -15 | 0.6 | ||||
環境ボランティアの推進 | グリーン購入の推進 | 環境配慮型商品の開発 | 環境配慮型商品の販売促進 | 営業車の低排出ガス車導入の推進 | 環境コミュニケーションの推進 | |||
A)改善率(%) | -28.6 | 31.5 | 0 | 10 | 40 | 25.4 | 2008年度 | |
B)重み付け係数 | 0.76 | 0.9 | 1.07 | 1.07 | 1.06 | 0.56 | 緑字決算 (Cの平均値) | |
C)個別ECO(A×B) | -21.7 | 28.4 | 0 | 10.7 | 42.4 | 14.2 | +6 |
<ECOの算出方法>
1.2008年度の緑字決算(ECO)は、2008年度の目標値と2008年度実績から計算した目標達成率に重み付け係数をかけた個別ECOから算出されています。
2.緑字決算の対象となる10項目は、それぞれ単位が異なるため1年間の成果を単純に足し算することができません。そこで、各項目について“企業が取り組むべき重要度”という観点で、インターネット上で市民の約15,000名を対象にアンケートを実施し、緑字項目それぞれの重要度に関して5段階評価をしていただき、その結果を係数化した「重み付け」係数としました。
3.今年度から緑字決算ECOの算出方法を見直し、これまでの基準年(2004年)からの改善率を
もとに計算する方法から、その年の目標値に対しての達成率をもとに計算する方法に変更しました。
なお、冊子に収載できなかった専門的な情報は当社ホームページ上のインターネット版「緑字企業報告書」(http://www.takarashuzo.co.jp/green/)で「詳細情報」として公開します。
※1 企業理念
自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します
※2 行動規準
消費者のいきいきは、私のいきいき −すべての行動は消費者の視点からスタートします−
※3 「緑字決算」
経済活動の成果を一般に「黒字」「赤字」と表現することから、当社では環境活動の成果を「緑字」と名付け、1998年より公表しています。
緑字決算は、宝酒造のさまざまな環境負荷や環境配慮、環境活動の中から重要な項目を選定し、各々の目標に対する達成率を“ECO(エコ)”という一つの指標で表したものです。達成された場合はプラス、未達成はマイナスで表します。
※4 4R
リフューズ(Refuse:発生回避)、リデュース(Reduce:減量化)
リユース(Reuse:再使用)、リサイクル(Recycle:再資源化)
※5 京都エコポイントモデル事業
2008年より行政、企業、NPOが連携して運営する京都CO₂削減バンク(京都環境行動
推進協議会)が主体となって実施している取り組み。
京都府下の参加家庭が削減したCO₂の量(カーボンクレジット)を京都CO₂削減バンクを通じて企業が購入し、企業が排出するCO₂を相殺するというもので、家庭でのエネルギー消費・CO₂排出量の大きな削減をめざす日本初の仕組みです。
※6 カラーユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインとは「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や身体的事由に関わらず、できるだけ多くの人が利用可能であるようなデザインで、1980年代にノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏により提唱されました。さらに色弱者の方にも配慮したものがカラーユニバーサルデザインです。当社の「緑字企業報告書」は2006年よりCUDO(NPO法人 ユニバーサルデザイン機構)の審査によってユニバーサルデザインとして認定されています。
※7 FSCミックス品
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうかを、信頼できるシステムで評価し、それが行なわれている森林を認証する国際機関です。「緑字企業報告書2009」では「FSC認証林および管理された森林からの製品グループ」のFSCミックス品の紙を使用しています。

京都エコポイントモデル事業の仕組み
「緑字企業報告書」は、企業理念※1や社員の行動規準※2に掲げる「いきいき」をテーマに、当社のCSR(企業の社会的責任)に関するさまざまな取り組みを紹介した報告書です。
「緑字企業報告書2009」では、2008年度の活動内容を「お客様」「社会」「地球(環境)」「社員」という4つのステークホルダーごとに分類して報告しています。このうち「地球(環境)」に関わる活動の成果については、毎年独自の「ECO(エコ)」という指標を使った環境会計である「緑字決算」※3として公表しており、今年の結果は+6ECOとなりました。
生産部門のCO₂排出量の削減や営業車の低排出ガス車への転換が順調に進んだこと、森林認証された用紙の使用が進んだことが目標達成の主な要因です。
特集では、当社が実施している4R※4(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ)の活動をクローズアップし、環境配慮型商品の企画・開発、製造試験、焼酎のはかり売りの新規取り扱い店舗の開拓など、酒類や調味料製品等の空容器が社会に与える環境負荷の低減に向けて行っているさまざまな取り組みを紹介しています。
また、「緑字企業報告書2009」の製作時に発生する二酸化炭素は、京都エコポイントモデル事業※5のカーボンクレジット(参加家庭が削減したCO₂の量)を購入して相殺しています。今年3月に改訂発行した環境啓発冊子「リサイクルロード」に続き、当社では2例目となります。
本冊子は色覚の個人差を問わず多くの方に見やすく配慮されたカラーユニバーサルデザイン※6として認定を受けています。用紙には環境に配慮したFSCミックス品※7を使用し、大豆インキ・水なしオフセット印刷で印刷しています。
当社では、「自然と社会と人間との調和」をめざして、今後もCSR活動に積極的に取り組むとともに、読者の皆様にとってわかりやすい報告書の作成をめざしてまいります。