ニュースリリース2008年9月3日
- 食の安全・安心を特集
- CSR報告書「緑字企業報告書2008」を発行
- 〜2007年度の緑字決算結果は +7ECO(エコ)〜

緑字企業報告書2008
【2007年度 緑字決算】
当社では「緑字決算報告書」の中で環境活動の成果について独自の「ECO」という指標を使った環境会計である「緑字決算」※3を公表してきました。2004年度の緑字決算からは環境会計をCSR会計に発展させるための第一歩として、「緑字決算」の対象項目に社会性項目を追加し、環境活動にとどまらず社会的活動も含めた指標としました。
2007年度の成果は基準年である2004年度に対して、目標(+4ECO)を上回る+7ECOになりました。物流部門のCO2排出量の削減や営業車の低公害車への転換が順調に進んだうえ、前年度に大きなマイナスになっていた生産部門4項目すべてで改善がみられたことが目標達成の主要因です。
■2007年度 緑字決算
<ECOの算出方法>
1.「緑字決算」指標に選定した11の項目はそれぞれ単位が異なり単純に比較できないことから、それぞれの項目の基準年(2004年)からの改善率(%)を求めることで単位をそろえています。
2.各項目の重要度はそれぞれ異なっているので、算出した改善率を単純に平均できません。そこで、各項目について“宝酒造が取り組むべき重要度”という観点で、有識者5名、宝酒造環境担当者5名、インターネット上で市民137名が行った「重み付け(5段階評価)」というランク付けを係数化し、加重平均を行うことでECOを算出します。
なお、冊子に収載できなかった専門的な情報は当社ホームページ上のインターネット版「緑字企業報告書」(http://www.takarashuzo.co.jp/green/)で「詳細情報」として公開します。
※1 企業理念
自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します
※2 行動規準
消費者のいきいきは、私のいきいき −すべての行動は消費者の視点からスタートします−
※3 「緑字決算」
経済活動の成果を一般に「黒字」「赤字」と表現することから、当社では環境活動の成果を「緑字」と名付けました。
緑字決算は、宝酒造のさまざまな環境負荷や環境配慮、社会活動の中から重要な項目を選定し、その改善度を“ECO(エコ)”という一つの指標で表したものです。改善された場合はプラス、その逆はマイナスで表します。
※4 カラ―ユニバーサルデザイン
「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や身体的事由に関わらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすること。1980年代にノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏により提唱されました。
※5 FSC認証
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうかを、信頼できるシステムで評価し、それが行なわれている森林を認証する国際機関です。「緑字企業報告書2008」では「FSC認証林および管理された森林からの製品グループ」のFSCミックス品の紙を使用しています。
当社では「緑字決算報告書」の中で環境活動の成果について独自の「ECO」という指標を使った環境会計である「緑字決算」※3を公表してきました。2004年度の緑字決算からは環境会計をCSR会計に発展させるための第一歩として、「緑字決算」の対象項目に社会性項目を追加し、環境活動にとどまらず社会的活動も含めた指標としました。
2007年度の成果は基準年である2004年度に対して、目標(+4ECO)を上回る+7ECOになりました。物流部門のCO2排出量の削減や営業車の低公害車への転換が順調に進んだうえ、前年度に大きなマイナスになっていた生産部門4項目すべてで改善がみられたことが目標達成の主要因です。
■2007年度 緑字決算
生産 | 物流 | |||||||
エネルギー使用量 | 用水使用量 | CO2排出量 | 廃棄物排出量 | CO2排出量 | ||||
A)改善率(%) | -17.6 | -8.3 | -4.0 | -11.5 | 35.5 | |||
B)5段階評価 | 3 | 3 | 5 | 3 | 4 | |||
C)重み付け係数 | 0.89 | 0.89 | 1.49 | 0.89 | 1.19 | |||
A)×C) 個別ECO | -15.7 | -7.4 | -5.9 | -10.3 | 42.3 | |||
オフィス | 販売 | 社会 | ||||||
電力使用量 | コピー用紙使用量 | 営業車の低公害車導入率 | 環境配慮型商品販売量 | 社員のボランティア活動参加人数 | 社会貢献活動費用 | |||
A)改善率(%) | 1.5 | 7.3 | 50.0 | -30.3 | 46.3 | 8.2 | ||
B)5段階評価 | 3 | 2 | 4 | 4 | 3 | 3 | 2007年度 | |
C)重み付け係数 | 0.89 | 0.60 | 1.19 | 1.19 | 0.89 | 0.89 | 緑字決算(ECO) | |
A)×C) 個別ECO | 1.3 | 4.3 | 59.5 | -36.1 | 41.4 | 7.3 | 7 |
<ECOの算出方法>
1.「緑字決算」指標に選定した11の項目はそれぞれ単位が異なり単純に比較できないことから、それぞれの項目の基準年(2004年)からの改善率(%)を求めることで単位をそろえています。
2.各項目の重要度はそれぞれ異なっているので、算出した改善率を単純に平均できません。そこで、各項目について“宝酒造が取り組むべき重要度”という観点で、有識者5名、宝酒造環境担当者5名、インターネット上で市民137名が行った「重み付け(5段階評価)」というランク付けを係数化し、加重平均を行うことでECOを算出します。
なお、冊子に収載できなかった専門的な情報は当社ホームページ上のインターネット版「緑字企業報告書」(http://www.takarashuzo.co.jp/green/)で「詳細情報」として公開します。
※1 企業理念
自然との調和を大切に、発酵やバイオの技術を通じて人間の健康的な暮らしと生き生きとした社会づくりに貢献します
※2 行動規準
消費者のいきいきは、私のいきいき −すべての行動は消費者の視点からスタートします−
※3 「緑字決算」
経済活動の成果を一般に「黒字」「赤字」と表現することから、当社では環境活動の成果を「緑字」と名付けました。
緑字決算は、宝酒造のさまざまな環境負荷や環境配慮、社会活動の中から重要な項目を選定し、その改善度を“ECO(エコ)”という一つの指標で表したものです。改善された場合はプラス、その逆はマイナスで表します。
※4 カラ―ユニバーサルデザイン
「すべての人のためのデザイン」を意味し、年齢や身体的事由に関わらず、最初からできるだけ多くの人が利用可能であるようにデザインすること。1980年代にノースカロライナ州立大学のロナルド・メイス氏により提唱されました。
※5 FSC認証
FSC(Forest Stewardship Council、森林管理協議会)は、森林の管理や伐採が、環境や地域社会に配慮して行なわれているかどうかを、信頼できるシステムで評価し、それが行なわれている森林を認証する国際機関です。「緑字企業報告書2008」では「FSC認証林および管理された森林からの製品グループ」のFSCミックス品の紙を使用しています。
消費者の方からのお問い合わせ先/お客様相談室 075-241-5111(平日9:00~17:00)
- ・ニュースリリースに記載された情報は、発表日現在のものです。最新の情報と異なることがありますのでご了承ください。
- ・商品・サービスの料金、サービス内容・仕様、お問い合わせ先などの情報は予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。
「緑字企業報告書」は、企業理念※1や社員の行動規準※2に掲げる「いきいき」をテーマに、当社のCSR(企業の社会的責任)に関するさまざまな取り組みを紹介した報告書です。
当社では1998年より環境報告書である「緑字決算報告書」を毎年発行し、地球に対する環境活動の成果を「緑字決算」※3として独自の「ECO(エコ)」という指標を用いて公表してまいりましたが、2005年からは環境活動以外の社会的活動についても詳しく公表するため、CSR報告書「緑字企業報告書」に発展させています。
「緑字企業報告書2008」では、活動の内容を「お客様」「社会」「地球」「社員」という4つのステークホルダーごとに分類して報告しています。このうち「地球」に関わる活動成果である緑字決算結果(2007年度)は+7ECOとなりました。
特集では「安全・安心の商品づくり」の例として、宝焼酎「純」の原料調達から製造、販売までの各過程を通して、徹底した衛生・品質管理のもと行われる商品づくりと品質へのこだわりを紹介しています。
本冊子は色覚の個人差を問わず多くの方に見やすく配慮されたデザイン(カラーユニバーサルデザイン※4)として認定を受けています。用紙には環境に配慮したFSCミックス品※5を使用し、大豆インキ・水なしオフセット印刷で印刷しています。
当社では、「自然と社会と人間との調和」をめざして、今後もCSR活動に積極的に取り組むとともに、読者の皆様にとってわかりやすい報告書の作成をめざしてまいります。