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Vol.3「クラクラ」ゴールデンなら打ち上げでも乾杯の嵐Vol.3「クラクラ」ゴールデンなら打ち上げでも乾杯の嵐

呑みっぷり良く艶然(えんぜん)と微笑む外波山夫人(写真・左端)と子息・流太氏(写真・右端)

東京・新宿歌舞伎町ゴールデン街のG2通りにある「クラクラ」(03-3209-3660)は36年の歴史を刻む。

芥川賞作家・中上健次(なかがみけんじ)立松和平(たてまつわへい)田中小実昌(たなかこみまさ)、歌人の俵万智、漫画家・滝田ゆう、コメディアンのたこ八郎、イラストレーター黒田征太郎等が夜ごと(つど)ったりと梁山泊(りょうざんぱく)(てい)

マスターの外波山文明(とばやまぶんめい)さん(67)は、劇団「椿組」を主宰し、俳優、脚本執筆、演出、プロデューサーに新宿ゴールデン街商業組合理事長と、何足もの草鞋(わらじ)を履く八面六臂(はちめんろっぴ)の活躍だ。今年29年目となる花園神社野外劇「廃墟の鯨」の稽古に入った外波山さんに代り、実質、店を切り盛りしているのはあさ美夫人。この日、女性スタッフが突き出しに豚の生姜焼きを作ると、「キャベツの千切りを添えると一層美味しそうになるでしょう」と艶然(えんぜん)と微笑み、宝焼酎ゴールデンをソーダ3、ゴールデン1で割るゴールデンハイボールを「スッキリとして呑み易いわ。焼酎にありがちな苦みと渋味がないのでどんな料理とお出ししても合いそうね」と喉を鳴らして飲み干した。

そこへ、稽古を終えた劇団員が怒濤のように押し寄せ、ゴールデンハイボールで乾杯の嵐が始まった。「甘い香りで何杯も呑めそう」と女性劇団員がお代わりすれば男性劇団員曰く、「稽古の後は毎晩、打ち上げのようになるのですが、このお酒は炭酸割りで楽しめてコクもある。野外劇楽日の打ち上げが今から楽しみです」

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