仕込みへのこだわり

仕込みへのこだわり6月になると、和歌山からたくさんの青梅が届けられ、
宝酒造の梅酒製造場に甘酸っぱい香りが広がります。

青梅はとても傷みやすいため、収穫から2~3日以内の新鮮なうちに漬け込みを行ないます。 まず、傷や腐った部分がないかを確認して傷んだ梅は取り除き、丁寧に洗って汚れを落としていきます。 長時間の貯蔵が必要なものだからこそ、漬け込みまでの丁寧な準備が味を左右するのです。下処理を終えた梅は、和三盆糖や黒糖などの糖と、 泡盛や芋焼酎などのお酒とともに漬け込まれます。

そして、夏を越え、冬を越えて、次の春には、
まろやかな味わいの梅酒に仕上がるのです。