「おこわ」に料理清酒の風味と本みりんの旨味をのせてから甘鯛と蒸し上げるひと手間が、もっちりとした食感と豊かな味わいを生み出します。
(2人分)
●甘鯛・・・2切れ(50g)
●塩・・・少々
●白蒸し(おこわ)・・・100g
●菊菜の葉の部分・・・10g
●銀杏(生・薄皮付き)・・・4コ
●かに(ゆでたあし)・・・20g
●しめじ・・・1/4パック
●おろししょうが・・・適量
●A(塩・・・少々、タカラ「料理のための清酒」・・・15ml、
タカラ本みりん・・・25ml)
●餡(だし・・・150ml、うす口しょうゆ・・・5ml、塩・・・少々、だし溶き葛*)
*葛粉7gをだし20mlで溶いたもの。
(1)甘鯛の両面に塩をふり、30分〜1時間ほどおく。
(2)白蒸しは軽く蒸して温め、Aを順にふり入れては混ぜ、1人分ずつ軽くにぎってまとめ、冷ます。
(3)菊菜は熱湯でサッとゆでて流水にさらし、水けを絞って刻む。
(4)銀杏は水にしばらくつけて薄皮をむき、縦3等分に切る。かには身を半分にほぐし、しめじは小房に分ける。
(5)耐熱性の器に(1)をおき、(2)をのせて中火で約8分間蒸す。
(6)餡を作る。鍋にだしを入れて煮立て、しめじ、銀杏の順に入れてひと煮し、うす口しょうゆと塩で味を調える。かにと菊菜を加え、温める程度に煮たら、だし溶き葛を加えてとろみをつける。
(7)(5)を器に盛り、(6)をかけ、おろししょうがを添える。
※白蒸し(おこわ)の準備時間は含まず
※京 名料理人に学ぶ 日本料理教室 宝酒造株式会社・NHK出版「きょうの料理」テキスト共同企画より抜粋