料理清酒を加えて炊くと、風味がよくご飯がふっくら! 梅干しの酸味、じゃこのうまみ、青じその香りが重なり合い、スッキリとしたおいしさに。
(2人分)
●梅干し(大)…2コ
*はちみつ入りではないもの。
●だし…カップ2(400㎖)
●ちりめんじゃこ…60g
●米…270㎖(1+1/2合)
●タカラ「料理のための清酒」…大さじ1+1/3(20㎖)
●青じそ 10枚
(1) 梅干しは竹串などで刺し、数か所穴をあける。鍋に水カップ2(400㎖)を入れて梅干しを加え、弱火にかける。沸騰したらそのまま5分間ほど煮て、梅干しを取り出して湯を捨てる(一度ゆでて梅干しの酸味を抜く)。鍋にだしと取り出した梅干しを入れて再び火にかけ、ポコポコするくらいの火加減で5分間煮る(梅だし)。
(2)梅干しを取り出して種を除き、包丁でたたいてペースト状にする(梅ペースト)。
(3)ちりめんじゃこはざるに入れ、サッと水に通して塩けを取り、水けをきる。1の梅だしに加えてサッと混ぜ、火にかけて沸騰したら、ちりめんじゃこをざるに上げる。梅だしはボウルに入れ、底を氷水につけて冷やしておく(米は冷たい水で炊いたほうが味の骨格がしっかりとし、ふんわりと炊き上がる)。
(4)米を洗って炊飯器の内釜に入れ、冷えた梅だしカップ1+1/4、料理清酒を加えて炊く。炊き上がったら、3のちりめんじゃこと2の梅ペースト、5o四方に切った青じそを加えてサックリと混ぜる。
<ポイント>
※土鍋で炊く場合は、最初は強火にかけ、蒸気が上がってきたら一度ふたを開けて全体を混ぜ、ごく弱火にしてさらに12分間炊く。10〜15分間蒸らしてから、ちりめんじゃこ、梅ペースト、青じそを加えて混ぜる。
※京 名料理人に学ぶ 日本料理教室 宝酒造株式会社・NHK出版「きょうの料理」テキスト共同企画より抜粋