味の決め手は、本みりん、料理清酒、うす口しょうゆが同割のつゆ。本みりんとうす口しょうゆに料理清酒を加えることでコクが増し、鴨肉の濃厚なうまみときのこの豊かな風味が引き立ちます。
(2人分)
●あい鴨肉*…150g
*鶏もも肉を一口大に切り、同様に下ごしらえをしてもよい。
●まいたけ…70g
●しめじ…70g
●なめこ…30g
●春菊…1/2ワ
●ねぎ…1本
【A】
・だし…カップ2
・タカラ本みりん…大さじ2+1/2
・タカラ「料理のための清酒」…大さじ2+1/2
・うす口しょうゆ…大さじ2+1/2
・柚子(ゆず)こしょう…適宜
●塩・片栗粉・サラダ油
(1)鴨肉は2mm厚さのそぎ切りにし、包丁でたたいて筋を切る。さらに包丁の背でたたいて繊維をつぶす。片面に塩少々をふり、両面に片栗粉を薄くまぶす。
(2)まいたけとしめじは根元を除いて食べやすくほぐし、なめこはサッと洗う。春菊は食べやすく切る。ねぎは3cm長さに切り、サラダ油少々をひいたフライパンに入れ、中火で焼き目をつける。
(3)土鍋に【A】を入れて火にかけ、煮立ったらきのこ類を加えて少し煮て、ねぎを加える。
(4)再び煮立ったらアクを取って鴨肉を加え、肉の色が変わったら、春菊を加えてサッと煮る。器に盛り、好みで柚子こしょうを添える。
※京 名料理人に学ぶ 日本料理教室 宝酒造株式会社・NHK出版「きょうの料理」テキスト共同企画より抜粋