「なすご飯」は、料理清酒の力で、身欠きにしんの生ぐさみを感じず、ふっくらと奥深いうまみのある炊き上がりになります。ふだんの白米でも料理清酒を加えるとおいしく炊けますよ。料理清酒をたっぷり使うときは、しばらく煮立ててきちんとアルコール分をとばすのがコツです。そうすればうまみだけが残り、年配の方や子どもさんでも安心しておいしく食べられます。
(4人分)
●米・・・360ml(2合)
●なす・・・(大)2本
●身欠きにしん*・・・1と1/2本
●青じそ・・・5枚
【A】
●だし・・・350ml
●うす口しょうゆ・・・20ml
●塩・・・2g
●タカラ「料理のための清酒」・・・60ml
*身欠きにしんが手に入らない場合は、ソフトタイプを使ってもよい。
(1)米は洗い、ざるに上げる。
(2)なすはピーラーで皮をむき、一口大に切って水にさらす。
(3)身欠きにしんは、キッチンばさみで5o幅に切る。
(4)炊飯器の内がまに(1)、(2)、(3)、混ぜ合わせた【A】を入れ、15分間ほど浸水してから普通に炊く(土鍋で炊く場合は【A】のだしを400 mlにする)。
(5)炊き上がったら15分間ほど蒸らし、底から切るように混ぜる。器に盛り、粗く刻んだ青じそを散らす。
※京 名料理人に学ぶ 日本料理教室 宝酒造株式会社・NHK出版「きょうの料理」テキスト共同企画より抜粋