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季節のおいしいエッセイ

ひな祭り

2006年3月1日(水)

ひな祭り

まだ冷え込む日はありますが、ほんの少しずつ日差しが暖かく感じられる日が多くなってきました。春の足音がもうそこにまで来ていますね。

我が家では節分が終わるとお雛様を飾ります。

私の年季の入ったお雛様と、娘のお雛様を並べて飾るのです。といっても狭いマンション暮らしでは段飾りを並べるスペースはなく、内裏様、お雛様のお二人のみ。それでも猫の額のような床の間は、このときばかりは華やかに彩られます。

幼い頃の私にとって、お雛様を出す日は一大イベント。押入の奥深く仕舞われたかび臭い箱から、白い手袋をはめておもむろにお雛様を取り出します。金屏風、ぼんぼりとお雛様そのものが春の日差しのようで、とても嬉しく感じたのを覚えています。

また、百貨店の和菓子売場に並ぶ千代紙模様の箪笥に入った雛菓子を見ては、かわいさの誘惑に負けてついつい買ってしまうのも、この時期ならではの衝動買いです。もちろん、当日の3月3日には必ず「ちらし寿司」を作り、蛤のお吸い物と菜の花は欠かしません。ちらし寿司といっても、お寿司屋さんで出るような上等なものではありません。人参、ごぼう、れんこん、筍、椎茸、高野豆腐、かんぴょうなどを刻んでだし、砂糖、本みりん、しょう油で甘辛く煮たものを酢飯に混ぜ合わせて作る家庭料理です。歯触りと香りが好きなので、ゴマも炒って一緒に混ぜ合わせます。錦糸卵に絹さやの細切りを飾って出来上がり。きっと家庭ごとに、具も酢飯の味加減も違うのでしょうが、子どもの成長を祈る親の気持ちはいずれもきっと同じです。

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