畑 千嘉子  醸造技術部 調味料課 専任課長

畑 千嘉子  醸造技術部 調味料課 専任課長 畑 千嘉子  醸造技術部 調味料課 専任課長
伝統的な技術から生まれるおいしさを広め日本の食文化を支えたい。
キャリアパス
2006年4月 入社
2006年5月 研究開発センター調味料研究開発課
2013年4月 醸造技術部調味料課

Q.宝酒造に入社したきっかけは?

種類から調味料まで 宝酒造ならチャレンジの幅が広がる

技術者として製品を開発していく際、身近なところに自社製品を感じられる業界が良いと考えていたことと、食べることや飲むことが好きであったことから、食品業界を志望していました。また、大学で酵素や微生物に関して専攻していたため、その経験や知識を活かして日本の食文化を支えるような仕事をしていきたいという想いも持っていました。数ある食品メーカーの中でも宝酒造に魅力を感じた理由は、清酒・焼酎・ソフトアルコールなどの酒類だけでなく、本みりんなどの酒類調味料も扱っているため、一つの分野にとらわれることなく幅広い視点からチャレンジし、仕事をしていけるのではないかと考えたためです。また、生まれも育ちも関西であったため、宝酒造が身近な存在であったことも興味を持ったきっかけでした。昔から母が作る料理にも宝酒造の調味料がよく使われており、家族の中では「みりんはタカラ本みりんでないと」という認識がありました。そうした経験から、宝酒造での仕事が「日本の食文化を支えていく」という自身の想いを実現できると考えました。

Q.成長するきっかけになった出来事などはありますか?

失敗を恐れず挑戦することの重要性を実感

畑 千嘉子  醸造技術部 調味料課 専任課長

私が入社した当時、調味料に関する新しい分野の基礎的な研究をする部署が立ち上がり、まったく土台のないところから成果を出す仕事を任されました。上司と二人きりの部署でしたので、若いうちから任される仕事の大きさに驚いたことをよく覚えています。そのころの経験はすべて貴重なものですが、特に印象に残っているのが、研究段階で得られた新たな知見をもとに新製品開発に取り組んだときのことです。実験室ではうまくつくれていた製品が、いざ実際の製造工程ではまったく異なるものができてしまいました。そのときに上司から「失敗したときやうまくいかなかったときほどスピード感をもって迅速に丁寧に対応することが重要」というアドバイスをもらい、問題の解決のため粘り強く取り組んだことが成長の糧になったと感じています。研究の仕事は「挑戦と失敗の連続」です。予測した通りに製品ができることもあれば、思ってもみなかった結果が出ることもあります。もちろんうまくいけば嬉しいものですが、失敗が次の成功につながることもあるので、なぜうまくいかなかったかの原因を突き止め、データを積み重ねることが同じ失敗を防いだり、新しい成果を出すためにも重要です。実際、当時起きた不具合も丁寧に研究データを振り返ることで、問題の原因を突き止め、同じことが起きないような対策を施すだけでなく新たな製品開発につながる知見を得ることができましたし、最終的にその経験を自信につなげることができました。 失敗を恐れずに挑戦する姿勢が製品開発では重要だと実感をしましたね。

Q.仕事をする上で大切にしていることは何ですか?

丁寧さとスピード感を大切に

現在、調味料の製品開発業務を行っているのですが、日々の業務での丁寧さとスピード感はとりわけ大切にしています。開発においては些細なことが大きなミスや結果に影響するため、丁寧にデータの積み重ねをする必要があります。その一方で製品の開発にはスピード感も要求されるため、必要なコミュニケーションをとりながらスムーズに仕事を進めていくことが重要なのです。 また、最近では実験だけでなく若手社員にそうした仕事の進め方を伝えることも大切にしています。丁寧という面ではとにかくひとつひとつ着実にデータを積み重ね、わずかな差も注意深く見直すことが重要です。スピードに関しては一人で悩んでいる時間が一番もったいないので、私自身も、聞いている相手が本当に理解しているのかという点には特に気を付けながら指示や説明をするようにしています。また、思った通りの結果を得られない時は、抱え込まず、すぐに誰かに質問したり議論を交わしながら積極的にヒントを掴みにいってほしいですね。当社は部署を問わず社員同士の距離も近く、どの分野にだれが詳しいかがわかるのが大きな強みだと思います。わからないことに関して、わかるまで丁寧に教えてもらえる環境があるので自分から積極的にわからないことを聞きに行って疑問を解決していってもらうように意識して指導していきたいです。

Q.これからどういった取り組みをしていきたいですか?

お客様の悩みに研究者の立場から応える

畑 千嘉子  醸造技術部 調味料課 専任課長

開発者という立場から新しい提案をすることで、食卓に関するお客様の悩みを解決していきたいですね。私たちの取引先には一般消費者のみでなく、お弁当などの中食を手掛ける加工業務用のメーカーなどが含まれます。お客様も私たちと同じように、日々「より良い製品を作っていきたい」「高品質な商品をお客様に届けていきたい」という思いをもって仕事をしています。そのなかで生じるさまざまな悩みに対して、開発者の立場から提案をし、「こういったものが欲しかった」「これに替わるものはない」と言っていただけるような製品を生み出していくことで、少しでもお客様のお役に立てたらと思っています。当社は技術者がセールスの営業担当者と連携できており、情報交換の機会も多いため、これからも意識的にどのようなものが求められているかを探っていきたいです。
また、「日本の食文化を支える」という視点からも仕事に取り組んでいきたいですね。伝統的な醸造技術や昔ながらの調理法の中には、詳細なデータを取ってみると、実に「理にかなっているな」と思うことがたくさんあります。そういったものから生まれるおいしさを一人でも多くの人に届けていきたいです。

プライベートエピソード

さまざまな業界で活躍する友人との旅行がモチベーションアップに

畑 千嘉子  醸造技術部 調味料課 専任課長

休みの日を調整して年に数回、学生時代の友人たちと旅行をしています。学生時代は毎日会えていた友達ですが、社会人になると各々忙しく、直接顔を合わせる頻度も減ってくるものです。それでもわざわざ時間をつくって定期的に会っているということで絆はさらに深まっているように感じます。また、友人たちもそれぞれまったく異なった業界・分野で活躍しており、話をする中で私も頑張らなければと感じ、日々のモチベーションにもつながっています。旅先に関しては大抵私が「おいしいもの」を食べたいということで、決めることが多いですね。旅行中もお土産などを注意深く見ることで、その土地ならではの味付けを勉強するようにしています。忙しい中でも時間を作り、いろいろなことから刺激を受けることは仕事をする上でも大切だと思います。

※インタビュー内容は取材当時のものです。

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