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蒸きょう・放冷

浸漬後、水切りした米を蒸す。その後、用途に適した温度まで冷ます工程

手造りの蒸きょう・放冷

適度な水分を吸水させた米は水切りされ、蒸きょうとよばれる米を蒸す工程に入ります。甑(こしき)とよばれる大きな蒸し器に米が移され、約60分間、濛々とした蒸気で米が蒸しあげられ、蒸米(じょうまい)ができます。蒸米の良否は、麹菌の生育や、酒のふくらみや味わいを左右します。蒸米は、すぐさますのこの上に広げられ、蔵人の手でほぐされ、用途に適した温度まで冷まされます。

蒸きょう・放冷

「白壁蔵」の蒸米・放冷機

放冷機・蒸米機

白米を蒸す連続式蒸米機は、昔ながらの「和釜」の原理を再現しました。蒸しの後半を、加熱した蒸気で蒸すことにより、蒸米の理想形である「外硬内軟」(外側が硬くて、内側がふっくらと蒸されていること)に仕上げます。50分間蒸された米は、直ちに放冷機に入れられ、温風、外気、冷風の3段階で、掛米用、麹米用に適した温度まで冷まされます。

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