ニュースリリース2016年7月27日
- 〜 世界での日本食材卸ネットワークを拡大・強化 〜
- ポルトガル最大規模の日本食材卸会社
「ケタフーズ社」の株式取得を決議
【ケタフーズ社概要】 | ||
名称 | Keta Foods, Lda | |
所在地 | ポルトガル ヴィアロンガ地区(リスボン近郊) | |
代表者 | President Jaime Serrano(ハイメ セラノ)氏 | |
事業内容 | 酒類・食品・調味料等の輸入・卸売業 | |
資本金 | 15,000ユーロ(約170万円) ※1ユーロ=115円で換算 | |
連結売上高 | 3,768千ユーロ(約433百万円) ※2015年12月期 | |
連結営業利益 | 576千ユーロ(約66百万円) ※2015年12月期 | |
設立年月日 | 2007年8月29日 | |
株主 | Rondonia 2000 S.L. 40% Unagi Kabayaki S.L. 40% Westhope S.L. 20% | |
役員及び従業員数 | 18名 ※2016年6月末現在 |
【フーデックス社概要】 | |
名称 | Foodex S.A.S. |
所在地 | フランス パリ市 |
代表者 | President Benoit Cauffet (ブノワ コッフェ)氏 |
事業内容 | 酒類・食品・調味料等の輸入・卸売業 |
資本金 | 250千ユーロ |
設立年月日 | 1992年7月29日 |
株主 | 当社グループ100%(宝酒造80%、Takara Europe Holdings B.V. 20%) |
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ケタフーズ社は、ポルトガルのヴィアロンガ地区(リスボン近郊)に本社を置くポルトガル最大規模の日本食材卸会社で、日本食レストランや小売店に寿司ネタや米をはじめとした日本食材や清酒、調味料などを販売しています。
宝酒造グループは、長期経営ビジョンならびに中期経営計画において海外事業を成長事業と位置付け、海外酒類事業※1と海外日本食材卸事業※2を2本柱として積極的な事業展開を行っています。
欧州の日本食材卸事業においては、2010年にフランスのフーデックス社を、2013年にイギリスのタザキフーズ社を、そして、2014年にはスペインのコミンポート社をグループに迎え入れ、事業を展開しています。また、米国においては、長年の協力関係にあり当社の持分法適用会社であるミューチャルトレーディング社とのパートナーシップを一層強化しています。
今回、ポルトガル最大規模の日本食材卸会社であるケタフーズ社をグループに迎え入れることで、フランスを基盤とし、イタリア、スイス、ベルギー、オランダに事業拠点を持つフーデックス社、同社子会社でスペイン、ポーランドを基盤とするコミンポート社、イギリスで事業を展開するタザキフーズ社とともに、欧州における日本食材卸ネットワークのさらなる拡大を図り、またグループ会社間のシナジー効果の創出も目指してまいります。
近年の健康志向の高まりなどによる世界での日本食市場の広がりを背景に、日本食は日本国内のみならず世界から注目を集めています。当社グループは、今後も欧米を中心とした世界での日本食材卸ネットワークの構築と海外酒類事業の拡大を積極的に進め、日本食文化を世界に広めることで、さらなる事業拡大と企業価値の向上を図ってまいります。
※1 海外酒類事業 :日本からの当社製品の輸出および海外現地法人における酒類の製造販売事業
※2 海外日本食材卸事業:海外の日本食材卸会社による日本食レストランや小売店等への日本食材の卸売事業