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ニュースリリース2010年5月6日

〜欧州地域での清酒・みりん等の売上拡大を加速〜
フランス最大規模の日本食材輸入卸会社FOODEX SASの株式を取得
宝酒造株式会社(社長:大宮 久、以下「宝酒造」)は、フランスの日本食材輸入卸会社であるFOODEX SAS(CEO:Nicolas Mercier、以下「フーデックス社」)の発行済み株式の80%を4月30日付で取得しました。株式の取得相手は、フーデックス社の発行済み株式の75%を保有するHANABI SARLと、25%を保有するCOFIMAT SCの2社で、HANABI社から発行済み株式の60%、COFIMAT社から同20%を取得しました。

フーデックス社は、フランスで最大規模の日本食材輸入卸会社で、米、清酒、調味料などをホテル、レストラン、カフェなどに販売しています。近年、フランスの日本食市場の拡大とスイス、イタリアなどの周辺国への進出で成長を続けています。当社は、フーデックス社を通じて、松竹梅「白壁蔵」<生酛純米>をはじめとする清酒のほか、全量芋焼酎「一刻者」などの焼酎、タカラみりんなどの調味料を販売しています。

このたびの株式取得は、欧州での酒類・調味料事業の拡大のために流通網の獲得を図りたい当社と、さらなる成長のための事業パートナーを探していたフーデックス社との考えが一致したことによるものです。

宝酒造グループでは、2008年より「第7次中期経営計画」をスタートさせ、国内酒類事業における収益力を維持向上させるとともに、加工業務用調味料事業や海外事業など、国内外の伸びる市場に積極的にチャレンジすることを方針として掲げています。成長事業の一つと位置付けた海外事業では、清酒と調味料の2つのカテゴリーを柱に、米国、欧州、アジア地域における売上拡大に向けて事業を推進しています。
欧州では、2007年にパリ駐在員事務所を開設し、フランスを拠点に欧州諸国への営業強化を行っています。

今回の買収によって、宝酒造、フーデックス両社のパートナーシップをさらに強化し、両社の欧州地域での事業拡大を加速させ、日本食材や清酒の販売を通じて、日本食文化をさらに広めてまいりたいと考えています。

フーデックス社の概要
名称 FOODEX SAS (フーデックス エス・ア・エス)
所在地 フランス パリ市
代表者 CEO  Nicolas Mercier (ニコラス・メルシエ)
事業内容 酒類・食品・調味料等の輸入/卸売業
資本金 250千ユーロ
設立年月日 1992年6月29日
発行済株式総数 2,500株
大株主及び持株比率 【異動前】 【異動後】
HANABI 75.00% 宝酒造 80.00%
COFIMAT 25.00% HANABI 15.00%
COFIMAT 5.00%
従業員数 単体39名、連結46名
決算期 12月31日
最近3年間の連結経営成績及び連結財政状態(いずれも簡易連結)
決算期 2007年12月期 2008年12月期 2009年12月期
連結売上高 14,942千ユーロ 18,832千ユーロ 23,854千ユーロ
連結営業利益 2,454千ユーロ 2,887千ユーロ 3,543千ユーロ
連結当期純利益 1,638千ユーロ 1,981千ユーロ 2,426千ユーロ

株式取得相手HANABI社の概要
名称HANABI SARL (ハナビ エス・ア・エール・エル)
所在地フランス パリ市
代表者Nicolas Mercier (ニコラス・メルシエ)
事業内容Mercier氏の個人資産管理会社
株式取得相手COFIMAT社の概要
名称COFIMAT SC (コフィマット エス・セー)H
所在地フランス パリ市
代表者Eric Woog (エリック・ヴォーグ)
事業内容Woog氏の個人資産管理会社
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