ニュースリリース2009年8月25日

　宝酒造株式会社（社長：大宮　久）は、食塩無添加の料理用清酒である、“タカラ「料理のための清酒」”５００ｍｌ紙パックを
９月８日（火）より、全国で新発売します。アルコール度数は１３.０度以上１４.０度未満で、参考小売価格は３７５円（消費税抜き）です。

　“タカラ「料理のための清酒」”は、当社独自の酵母「マスキング酵母２１号」を使用した、調理効果に優れた料理用清酒です。独自酵母の働きにより、肉や魚の生臭みをとる有機酸（アミノ酸）が約２０％アップ（当社清酒比）、さらに料理にコクを与えるうまみ成分（コハク酸）を約２倍（当社清酒比）含むなど、料理を一層おいしくするための調理効果に優れた品質を実現しました。また、食塩無添加なので余計な塩味をつけず、素材の味をいかして料理をおいしく仕上げます。
　従来のラインアップに加え、５００ｍｌの商品を販売することで、必要なものを必要な分だけ購入する「適量」志向のお客様や試してみたいというお客様のニーズに応えます。

　近年、基礎調味料の中で料理用清酒は大きく伸長しており、その中でタカラ料理清酒は順調に推移しています。市場の伸長理由として、昨今の健康志向の高まりや食塩無添加の料理清酒の認知の広がりによって、飲用清酒や加塩料理酒^※1のお客様が食塩無添加の料理清酒を使用するようになったことがあげられます。
　
　“タカラ「料理のための清酒」”のラインアップを充実させることで幅広いお客様のご要望にお応えし、料理清酒の需要拡大を図ります。


※1加塩料理酒
　　ラベルに「料理酒」と記載されているものの多くは加塩料理酒です。食塩を加えて飲めなくする（不可飲措置）ことで
　　酒税の対象外になるため、安価で、酒類販売業免許も必要ありません。しかし、料理酒そのものに食塩が
　　入っているため、余計な味がついたり塩分摂取過多になる可能性があります。
　　また、味の浸透や素材をやわらかくする効果にも大きな違いが出ます。