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ごあいさつ

 循環型社会への転換が叫ばれて久しいですが、残念ながら地球環境は改善の兆しを見せておりません。今私達に求められているのは持続可能な社会を目指して、生産から消費に至るまでのすべての過程を環境配慮型に変革していくことではないでしょうか。

当社は地球から調達した穀物や水・微生物といった資源をもとに地球から調達したエネルギーを利用して企業活動を進めています。良い製品を作るためには豊かな原料やきれいな水が欠かせませんので、特に自然の恵みの恩恵が深い業種だと言えます。このことから当社には古くより「自然の恵みを自然にかえす」という企業精神が受け継がれてきました。1985年にそれを発展させ「自然と人間と社会との調和」をうたった企業理念を制定し、自然保護活動や環境負荷削減活動に努めております。

当社の製品のほとんどはガラスやPETなどの容器に入れてお客様にお届けしていますが、その容器は中身が消費された段階で廃棄物となります。この容器包装問題は自社内で発生させる環境負荷とは別にきわめて重要な社会問題であると位置づけ、製品の設計段階から環境配慮を行うエコプロダクツを重視するとともに、はかり売りやリターナブルの拡大に努めるなど廃棄物削減に注力した活動を展開しています。工場のゼロエミッション化については2001年度に99%再資源化を果たし、2002年度には100%達成を目指しています。また、すべての社員が環境配慮の視点を持って業務を遂行することが環境経営の第1歩であると考え、ISO14001を工場部門だけでなく事務・営業部門にも拡大し全事業所での認証取得を目指しています。

当社は環境活動の成果については1998年より「緑字決算報告書」として社会に公表しています。本年の報告からは緑字指標に事務部門の環境負荷を加えるなどデータを見直し、また「ECO」という一つの単位で成果を表現するための環境問題の重み付け値も変更いたしました。特に重み付け値については市民の皆様のご意見も反映できるようにインターネットで投票していただくという新しい試みも実施いたしました。これは、「消費者の皆様の視点をすべての行動の原点に」という当社の行動規準から生まれたものでもあります。

今後も皆様にわかりやすく、ご理解いただけるような報告に努めたいと思います。当社の活動や緑字決算につきまして皆様の率直なご意見・ご批判を賜れば幸いです。
代表取締役社長
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