当日は気持ちの良いくらいの秋晴れとなりました。
この日は自分で苗から植えたイネの収穫日ということで、現地へ向かう参加者からは自然と笑顔がこぼれていました。
今回の自然観察のテーマは「いのちをつなぐ」でした。
夏の草取り編の時と比べ、田んぼのまわりの様子も随分様変わりし、秋の昆虫もたくさん観察することができました。
みんなも秋の生き物に触れることができ楽しそうでした。
室内では、実体顕微鏡でコオロギ、アリ、カワムツを観察したり、柿の断面がどのようになっているのかを調べました。
午後からは田んぼで収穫です。
最初は3本の苗を植えました。それがすくすくと成長し、1株あたりおよそ20本の穂ができました。そして、ひとつの穂のモミの数はおよそ70粒。
結果、3粒(3本)が約1400粒になりました。
みんなは使い慣れないカマで、1株、1株と丁寧に刈りました。
最初は上手に刈ることが出来なかったけれど、最後の方にはサクッサクッと刈ることが出来るようになりました。
最後は自分が体験したことを「ふりかえりシート」に書き留めます。
秋の生き物に触れた事…、イネ刈り体験で手作業の大変さを実感した事…、脱穀体験をしたこと…。
「ふりかえりシート」に書き終えたら、みんなの前で発表し、この日の授業は無事終了!!