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宝酒造 田んぼの学校

田んぼの学校レポート(2012年度)

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第1回 <田植え編> 日にち:2012年4月21日(土)/場所:京都府南丹市園部町の田んぼ

開校! 宝酒造 田んぼの学校

午前9時過ぎ、参加者が続々と集まり始めました。受付に向かう生徒さんの表情は、期待と緊張が混ざったようで、まだ少しかたい感じです。けれど中には豊かな里山の広がる学校周辺の様子に、早くもはしゃぎ始める子どもの姿もみられました。10時からは仁江公民館で入学式が執り行われ、「宝酒造 田んぼの学校」いよいよ開校です。

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    まだちょっと緊張気味でしょうか。田んぼの学校の受付にて。

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    いよいよ田んぼの学校の入学式。校長を務める、矢野常務の挨拶です。

自然観察開始! どんな生き物がいるかな

入学式終了後は、自然観察に出発! 生徒たちはグループごとに自然観察の講師の方々と一緒に、田んぼ周辺の草木や生き物の様子を調べます。観察場所に着くと、みんな早速あちこちをキョロキョロしはじめました。自然観察の途中、講師の方が、草花や生き物を紹介したり、生徒がとった虫について解説したりしてくれました。大人も子どもも、もの知りな講師のお話を興味深そうに聴き入り、ますます自然に親しみが湧いたようです。

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    自然観察では、田んぼの周りの虫や植物の様子を調べます。

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    小さな虫や植物はルーペで観察。どんなふうに見えるかな。

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    自然観察の講師の方にいただいた緑の勲章。「タンポポを留めても落ちないよ」

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    自然観察の講師の皆さんは、虫のことや植物のことなど、本当にもの知り。大人も子どもも夢中になります。

自然観察で出会える生き物をチェック! ケロッ田と田んぼの仲間たち

草花を使って、名刺作り

自然観察を終えて公民館に戻ると、採ってきた草花を使って草花名刺づくりに挑戦します。花や草の葉を名刺用の紙に擦りつけて色付けし、ペンで名前を書いたら名刺の完成! できあがった名刺は隣の人と名刺交換を行って、また一歩、生徒同士が親しくなれたひとときでした。

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    「タンポポって、こんなきれいな黄色が出るんだ!」春らしい色の名刺がつくれそう。

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    草花名刺ができたら名刺交換で自己紹介。

いよいよ田植えに挑戦!

お昼を回ると気温は22度まで上がりました。水温も12度と、田植えには絶好の日和です。生徒たちは、指三本で根っこを持つ植え方、苗を植える深さなど、田んぼ講師の方々から教わったことを思い出しながら、ねっとりした泥田の中を前に進みながら植えていきます。「おいしいお米になるといいね」。田植えを終えた田んぼでは、小さな青いイネが風にそよいでいました。みんなで力を合わせて植えた稲。秋の実りが、今から楽しみです。

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    苗の身長計測中。22センチほどありました。「あ、根っこに種もみがついているよ」

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    苗をもらって、さあ、田んぼに入るぞ。

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    田んぼの中では爪先から入りかかとから抜く、“忍者の足”で進みます。

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    家族そろって、丁寧に苗を植えていきます。みんな様になっています!

"田植え編"を振り返って

田植え終了後、公民館で今日の思い出を絵日記にします。自然観察で捕まえた虫やカエル、花や草木のこと、午後からの田植え体験など、たった一日なのに描ききれないほどの思い出ができました。できあがった絵日記は班のメンバーの前で順番に発表します。みんなの前で思い出を話すと、同じ机のメンバーからたくさんの拍手が起こりました。

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    公民館に戻って絵日記づくり。今日一番思い出に残ったことを描きます。

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    終業式が終わると「田植え編」は終了。「また6月に会おうね!」

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