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おうちで田んぼ体験(バケツ稲)

稲を育てるポイント 中ぼし

7月は中ぼしで、稲を元気にします。

バケツ稲の場合、中ぼしの目的は酸素供給と根の張り方を強くするために行ないます。

[1]バケツの水を抜きます。
[2]表面が乾き、ひび割れが出るくらいまで置いておきます。 (竹ぐしなどを使って、穴を開けると根元まで空気が入り易くなります。) ただし、根が乾いてしまうと枯れてしまうので注意が必要です。
[3]中ぼし中は、軒下に置くかビニールシートを掛けて雨に当たらないよう管理しましょう。 ただし、中ぼし中に稲の元気が無くなったり、葉の色が黄色くなると水不足の信号ですので、中ぼしを中止することをお勧めします。
[4]中ぼし後は、常にバケツの水を切らさないよう、水遣りに注意します。 深さは5㎝ぐらいを目安にします。
ただし、3㎝ぐらいまで減ったら継ぎ足すようにして、急激に水温が下がらないよう注意しましょう。

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支柱を立てましょう

コシヒカリは稲が40㎝以上になったら、丸型リングつき支柱で、稲が倒れにくくする工夫をしましょう。
日本晴は、茎がしっかりしていれば、支柱はしなくても済みます。
支柱をしなくても収穫はできますが、支柱をしておけば予想外の雨や風に当たっても安心です。

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鳥の害に対する準備

7月ぐらいからは、鳥が穂を食べてしまうのを防ぐ対策をしましょう。
支柱にきらきら光るカラーのテープを四方にぶら下げて、風が動くようにします。
穂がかなり付いたら、網をかぶせる方法もありますが、小さな穴でもスズメは入ってしまうので、細かい網目の網を選びましょう。

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